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杜氏の想い

杜氏の想い 大切にしているのは
造り手と呑み手が
焼酎を通して
繋がり共鳴すること。

杜氏の想い 太久保酒造

わたしにとって「侍士の門」は人生の門

太久保酒造で杜氏を務めさせていただいています小薗崇樹です。
出身は鹿児島県薩摩川内市で、高校、大学卒業後、東京本社の電機メーカーに就職し6年間、エンジニアとして勤務していました。
多忙な日々が続く中いつの日からか、大好きな故郷に帰って働きたいという故郷への思いが徐々に強くなっていくのを感じていました。

そんなある日ふと、高校の頃に僕の夢を応援してくれた恩師の事を思いだしたんです。
実は高校・大学の時、教員の国家資格を取得するのが目標で頑張っていました。その僕を陰で支え応援してくれたその恩師が芋焼酎が好きで、「侍士の門」の大ファンだったんです。
「おまえが教員になったら同じ学校で一緒に働けたらいいね」と言ってくれたその恩師ですが、突然亡くなったんです。
私自身、取り乱してしまうほどショックが大きい出来事でした。
当時はエンジニアを辞めて故郷に帰り、教員採用を目指しながらも同時に、先生にびっくりして欲しくて帰郷したのを内緒にして、蔵に入り、右も左もわからない焼酎造りを一から学んでいた時期でした。いつまでも気持ちの整理することが出来ないでいた私ですが、「何か先生の為に喜ぶことが出来ないか」、いつしか先生が愛飲していた「侍士の門」の『製造責任者=杜氏』になって、私が造った「侍士の門」を天国の恩師に呑んで欲しいという想いが日増しに強くなってきました。
今思えば唐突な夢ではなく、必然だったかもしれませんね。

杜氏の想い

2013年に太久保酒造の門を叩き、現在に至っています。気がつけば蔵子・杜氏歴はもう8年、いや、まだ8年余りになります。
愛飲していただいている皆さんに「美味しい焼酎ができたね」と言っていただける時が、杜氏として最高の瞬間です。先生もきっと飲んでいてくれてることと思います。

焼酎は、水・米・芋でできています。でも、勿論それだけではできません。杜氏の仕事は、全身全霊を傾ける人の力、経験、自然の力、麹菌・酵母(微生物)の力、甕壺の力、様々な力で体を成すもの。これらを一貫してまとめ上げ、つまりはその時々の状況を見極めることに力を注ぎ、麹やもろみが今どんな様子なのか、より良い酒を造れる環境を導くことができる。この事に尽きます。
弊社には「侍士の門」をはじめ、たくさんの方々に呑み育てていただいた銘柄があります。ひとつひとつの銘柄を紐解けばそこには深いストーリーがあります。
一人でも多くの皆さんにストーリーを味わって頂き「美味しかった」の笑顔を拡げていきたいと考えています。

部長 / 杜氏 / 製造部
小薗 崇樹

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